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かり (猟〔広辞苑 第六版 「かり 【猟、狩】」〕、狩〔、「狩り」とも) 大和言葉の用言(動詞)の「かる」があり、それを体言(名詞)にしたもの。〔大和言葉では、「かる」と「いさる」(漁る)が対比されたり、一対になったりする。〕 「猟」「狩」などは、それに漢字をあてたもの。「~狩り」という形で 他の語の後ろに配置して複合語にする場合は「-がり」と濁音になる〔大辞泉〕。 ==一般概念== * 鳥や獣を追い立てたりして捕えること〔広辞苑 第六版〕。→狩猟 hunting * 動物が動物を捕えること。→捕食(生物学用語) * 魚や貝などをとること〔。すなどり〔。→漁、しおひがり(潮干狩)〔、磯狩り * 薬草・松茸・桜花・紅葉などを尋ね探し、採集したり、観賞したりすること〔。万葉集には「杜若(かきつはた) 衣(きぬ)に摺(す)り付け 大夫(ますらを)の 着襲(きそ)ひ かりする 月は来にけり」とある〔(大伴家持)。→みかん狩り〔〔関東では10月上旬~1月上旬ごろに行われる。〕、松茸狩り、梨狩り、山菜狩り。〔全国で様々な果物の狩りが行われている。〕 紅葉狩り。花見 *(転用)人・人の集まり・似たような人たち、などを追い捕えること。何かを見つけて責めたり取り上げること。 * 魔女狩り。赤狩り(共産主義者や共産主義的思想を捕えて糾弾すること)、右翼狩り * 人をとらえて、暴行を加えたり、脅して金品を奪ったりすること。(おやじ狩り、おたく狩り、ホームレス狩り) * 刀狩り (刀や他の武器を見つけて取り上げたり、その使用を禁止すること) * (「狩り込み」という表現で) 警察が、街頭にいる売春婦や浮浪者などをいっせいに検挙(一斉検挙)すること〔大辞泉「狩り込み」〕。 * 特定の車種(やその乗り手)を狙った取り締まり。〔「シビック狩り」、「刀(=スズキ・カタナ)狩り」〕 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「狩り (曖昧さ回避)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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